世界知的所有権機関(WIPO)のウェブサイトの情報によると、2008年に世界「特許協力条約」(PCT)出願数は再び記録を更新し、中国は2005年以来始めてトップテンに入り、2008年の6089件の出願数でイギリスを越えて6位になり、同期比11.9%を増加したという。
WIPOのデータによると、各国の状況から見れば、PCT出願数が前年度と比べて変化がないようである。アメリカは53521件の出願数で1位を占めている。2位の日本は28774件。ドイツは18428件で、3位を占めている。その後に韓国、フランス、中国、イギリス、オランダ、スウェーデンとスイスである。
2008年に途上国が提出したPCT国際特許出願の中に、出願数が最も多い国家は相変わらず韓国と中国である。それからインド、ブラジル、南アフリカ、トルコ、メキシコとマレーシア。中韓両国のPCT出願数の大幅な増加は、両国の開発能力が速やかに向上し、知財保護の意識が絶え間なく強化していることを示していると共に、世界知財権改革を進めるためにも重大な貢献をした。
2007年5月1日より、中国国家知識産権局は全電子出願(PCT-SAFE)を正式に受け取り、2008年における全電子出願(PCT-SAFE)数は4096件、出願総数の67%を占めている。PCT-SAFEは出願人に出願書類作成の標準化テンプレートを提供するだけではなく、費用の軽減・免除及び出願書類の提出にも大きな便利を提供した。
中国国家段階に入ったPCT出願数は過ぎ去った一年で増長を示している。2008年に、中国は中国を指定・選定し中国国家段階に入った国際出願を57421件受け取り、2007年より3701件増えた。
中国市場の巨大な潜在力が日増しに現れている中、より多くの多国籍の企業は視線を中国に向けている。また、華為技術有限公司と中興通訊公司など中国のハイテク企業がPCT出願における活躍は、中国出願数の増加に大きな貢献をした。世界企業のPCT出願数ランキングにおいて、この2社はそれぞれ1位と38位を占めている。中国の企業は海外市場に視線を向けて、国際知財保護をより重要視して、大量の資金を投入し研究開発し外国との強力を強化し、特許の利益を獲得すると期待している。
中国のPCT出願数が過去数年に速やかに増加するのは、科学技術の目覚しい発展を反映するだけでなく、知財制度が科学技術の発展や企業の開発促進に対する重大な貢献をも示している。社会が知財を重視する程度は日に日に高くなるので、知財事業は迅速に発展し、PCT制度の建設といいPCT特許の出願数といい、中国は他の発展国と比べて遥かに優れており、先進国との差異が日に小さくなっている。 |